アース
クリアウインカー
追加する部品は、M6の高ナットと言うやつです。
普通のナットを縦に長くした物です。
これの端に6ミリの穴を垂直に開けます。
開けた穴にM6のボルトを通して、もう片方の穴にピロボールを付けます。
写真のピロはノーマルではありませんが、ノーマルピロでOKです。
M6のボルトは必ず六角レンチで回すタイプを使ってください(高強度になっていま
す)
さらにステンレス製ならなお良。
あとは、写真のように付けるだけです。
私は3ミリのアルミ板を使って思いっきりクイックにしてますが、
ノーマルを加工するだけな位だと、高ナットの下側が車体側に干渉する可能性があり
ます。
その場合高ナットを短くする等の加工が必要になるかもしれません。
とりあえず、強度テストで思いっきりレバーを動かしてみたら
アルミ板が先に曲がったのでよほどのことが無いかぎり大丈夫だと思います。
軽量化にとっても効果的な素材です。
市販品は高かったり強度がいまいちだったり・・・・・
そこで自作してみることにしたので手順をご紹介します
1・まず必要な道具・素材を揃えましょう。
道具 | |
塗布ローラー | 樹脂をガラス繊維に染み込ませる。ために使います |
塗布ハケ | ローラーが入らない狭い所に使います(小さい物ならこれだけでOK) |
脱泡ローラー | FRPに入り込んだ空気を抜くために使います |
はさみ | ガラスマットを切るために使います |
カッター | 同上 |
注射器 | 硬化剤の量を測るために使います(必ずしも注射器である必要は無いです) |
金属製容器 | ローラー類に付いた樹脂をアセトンで洗うために使います (1部を除いてほとんどのプラスチックはアセトンで溶けてしまうので金属製がお勧めです) |
材料 | |
樹脂 | FRPの大元です。主に、エポキシ系・ポリエステル系が車業界では使われますが、 エアロパーツ等はポリエステル系が使われます。 さらにその中にも、船舶用・防水工事用・エアロ用・型用・プリプレグ用・耐熱性の有無・ ワックス分の有無・促進剤の有無・収縮率・対応外気温等 数え切れない程の種類があります。 |
アセトン | 樹脂の付いたローラー類を洗うために使います。 これで樹脂を薄めて使う業者もいますが、製品のクオリティが落ちるので絶対やっちゃいけません |
ゲルコート | オス型からメス型を撮る時・メス型から製品を撮る時の積層前に塗ります。 これも樹脂同様色々な種類があります。 細かい泡が表に出なくなったり、脱型性が良好になったり、 サーフェーサー1回分の代わりになったり、量産時に樹脂のカスが少しずつ型に蓄積されるのを防いだり、 とにかく色々とメリットが多い材料です とは言うものの、素人の趣味レベルでは無ければ無いで済んでしまう物でもあります |
硬化剤 | これが無きゃ固まりません。せっかくFRPを作ってもこれを入れ忘れると永遠にベタベタなまま・・・・ (3ヶ月位放置しておけば乾燥はするかも・・・・) おおよそ1〜2%前後の使用(0,7%より減らしたい場合は硬化剤を減らさずに遅延剤を併用) |
硬化促進剤 | 基本的に2液型樹脂には最初から入っています、入っていない物は3液型と呼ばれます 2液型でも極端に寒い環境では硬化剤を増やし過ぎて硬化収縮で変形するのを避けるために、 促進剤を足したほうが良い場合もあります。 また夏用樹脂を春秋に使うときも反応不良を防ぐために添加します。 おおよそ0,5%前後の割合で使用(1%以上は事前に反応テストをした方が無難) |
硬化遅延剤 | 大きな物を作る時や熱い時など積層が間に合わず途中で硬化してしまうような環境で使用します。 これも0,5%程度の使用(大量に添加すると固まらなくなるので要注意) |
ガラスマット | 樹脂の補強材として使います。補強とは言ってもFRPでは樹脂と同レベルに大事な物ですね |
離型ワックス | FRPの離型用に特化した物がありますが普通の車のボディワックスでも代用できます。 (ただしボディワックスは離型能力がそれ程高く無いので複雑な形状や奥行きが深い物は取れなくなる可能性があります) |
ガムテープ | 樹脂を付けたくない所に貼っておきましょう |
マスキングテープ | 同上 |
タル木 | 型(場合によっては製品も)の補強に使います。 |
続きはまた今度
追加メーターをすっきり取り付けしたかったので、エアコンの噴出し口を加工することにしました。
まず真中の棒を切ります。
そこにプラスチックの板を貼ります。(材質はABS)
裏側
継ぎ目に重曹の粉を置き、瞬間接着剤を流します。
ABSの接着はこの方法が1番良く着きます。
メーターの穴位置を書きます。(これで直径60o)
穴あけ
パテ盛り
400番まで研いだら、つや消し黒で塗装。
この時、スプレーを離した所から吹いて、空気中で塗料を乾燥させつつ塗ります。
こうすると純正のようなザラザラ処理が再現できます。
スプレーの移動スピードや距離でザラザラの質感が変わるので
要らないプラスチック板で練習してからにしましょう。
純正部分と質感をそろえるのはけっこう難しいです。
メーターを入れた所